「トイレを新しくしたいけど、種類が多くてどれを選べばいいかわからない」という方は多いのではないでしょうか。
トイレと一口に言っても、形状や機能などによっていくつものタイプに分かれています。
本記事では、トイレの種類ごとの特徴、機能面での違い、選ぶときに押さえておきたいポイントまでわかりやすく紹介します。
新築やリフォームでトイレ選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
和式トイレと洋式トイレの違い

トイレの種類を考えるとき、まず押さえておきたいのが「和式」と「洋式」の違いです。
和式トイレとは
和式トイレは床に埋め込まれた便器をまたいでしゃがみ、用を足すタイプです。
日本で古くから使われてきたトイレで、構造がシンプルなため掃除がしやすく、水回りとの接触が少ないため衛生的だという意見もあります。
一方で、しゃがむ姿勢に負担を感じる高齢者や足腰の弱い方には、使いにくいという課題があります。
そのため最近では学校や商業施設、ショッピングモール、公共施設などで洋式への切り替えが進んでいます。
洋式トイレとは
洋式トイレは現在の住宅やほとんどの商業施設で主流となっているタイプで、椅子のように腰かけて使うトイレです。
座って用を足すことができてしゃがむ必要がないため、膝や腰への負担が少なく、温水洗浄機能などと組み合わせることができます。
快適で使いやすいため、現在では中心となっています。
洋式トイレの種類

洋式トイレは、便器・タンク・便座の組み合わせ方によって大きく4つのタイプに分けられます。
組み合わせ便器
便器・タンク・便座がそれぞれ独立した部品として組み合わされているタイプで、最も普及している種類です。
故障した際には便座部分だけを後から交換することができるため、メンテナンス費用を抑えられるというメリットがあります。
一方、タンクと便器の継ぎ目がある分、凹凸に汚れがたまりやすいというデメリットもあります。
一体型トイレ
一体型は便器・タンク・便座が一つのデザインとしてまとまっているタイプのものです。
表面の凹凸が少なく見た目もすっきりしているため、掃除のしやすさと美観を両立したい方に向いています。
ただし、便座が故障した際には部分交換ができず本体ごとの交換が必要になるため、修理費用が高くなりやすい点には注意が必要です。
タンクレストイレ
タンクレストイレはその名の通り、水をためるタンクを持たないトイレのことで、水道管から直接水を流して洗浄する仕組みです。
タンクがない分だけ空間を広く使えるのがメリットで、デザイン性の高い製品が多い点も魅力です。
一方で水圧が一定以上ないと設置できない場合があるため、事前に確認しておく必要があります。
システムトイレ
システムトイレは、便器・手洗いカウンター・収納棚などを自由に組み合わせられるタイプのトイレで、統一感のある空間になります。
トイレ全体をデザインしたい方や、収納スペースを増やしたい方に選ばれています。
一方で組み合わせの自由度が高い分、価格は比較的高めになる傾向があります。
機能で選ぶトイレの種類

構造だけでなく、搭載されている機能によってもトイレはいくつかの種類に分けられます。
温水洗浄便座付きトイレ
いわゆるウォシュレットのように、おしり洗浄や便座暖房などの機能を備えたタイプです。
快適性と衛生面の両方を高められることから、現在では多くの家庭で標準的に採用されています。
自動洗浄・自動開閉タイプ
センサーによって自動で洗浄や便座の開閉がおこなわれるタイプです。
すべて自動でおこなってくれるため、手に触れる部分が減って衛生的で、商業施設や病院、公共施設などでも導入が進んでいます。
節水機能付きトイレ
一回の洗浄で使う水の量を抑えられるよう工夫されたタイプのトイレです。
古いトイレと比べると少ない水で洗い流すことができ、水道代の節約につながるだけでなく環境にも優しいです。
水圧によっては機能を十分に発揮できない場合もあるため、事前の確認が必要です。
脱臭・防汚機能付きトイレ
便器内の臭いを自動で脱臭する機能や、汚れが付着しにくい特殊な加工が施されたタイプです。
日々の掃除の手間を減らしたい方にとてもおすすめで、来客が多いご家庭やオフィスなどのトイレにも向いています。
表面の凹凸が少ない機種を選ぶと、さらにお手入れが楽になります。
トイレを選ぶ際に押さえておきたいポイント

最後に、実際にトイレを選ぶ際に確認しておきたいポイントを紹介します。
排水方式
トイレの排水方式には床から排水する「床排水」と、壁から排水する「壁排水」があり、既存の排水方式に合わない場合はそのままでは設置することができません。
そのためトイレを選ぶ際は、現在のトイレの排水方式を必ず確認することが大切です。
設置スペース
タンクレストイレのようにコンパクトなトイレもあれば、収納付きのシステムトイレのようにある程度のスペースを必要とするトイレもあります。
設置スペースは重要なので、失敗を防ぐためには事前に採寸しておくと安心です。
掃除のしやすさ
トイレは毎日使う場所だからこそ、日々のお手入れのしやすさも見逃せないポイントです。
便器と床の境目に隙間が少ないトイレであれば拭き掃除の負担が減り、防汚コーティングが施されたトイレであれば清潔な状態を保ちやすくなります。
予算と機能のバランス
トイレの種類によっては便利な機能が付いているものもありますが、機能が増えるほど価格も上がる傾向にあります。
どの機能が本当に必要なのかを家族で話し合い、優先順位を決めておくことが大切です。
使わない機能は思い切って省くことで、無駄な出費を抑えながら満足度の高いトイレを選ぶことができます。
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まとめ
トイレは、和式・洋式の違いに加え、組み合わせ便器、一体型、タンクレス、システムトイレなど構造によっても種類が分かれています。
さらに機能面でもいくつかの選択肢があるため、選ぶ際は予算と機能のバランスを考えて、本当に必要な機能を家族で見極めることが大切です。
*K*
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