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壁紙をきれいにする方法とは?汚れ別・素材別の掃除方法を解説

2025年10月18日更新

壁紙をきれいにする方法とは?汚れ別・素材別の掃除方法を解説

壁紙の汚れはタバコのヤニや調理の際の油、手垢や皮脂、ほこりなどさまざまなことが原因となって、気づかないうちに蓄積していきます。
これらの汚れを放置してしまうと、汚れが落ちにくくなるだけでなく、壁紙の劣化を早めてしまいます。
そのため、定期的に掃除をすることが重要です。
本記事では、壁紙をきれいに保つための掃除方法を、汚れ別・素材別に詳しく解説します。

 

 

壁紙の基本的な掃除方法

壁紙をきれいにする方法とは?汚れ別・素材別の掃除方法を解説

壁紙を長くきれいに保つには、月に1回程度の定期的なお手入れが重要です。
ハンディモップや掃除機で壁のホコリを取り除き、特に天井付近や巾木部分はホコリがたまりやすいため丁寧に掃除するのがポイントです。
換気も大切で、湿気はカビの原因になるため、こまめに窓を開けて空気を入れ替えましょう。
特に浴室近くの壁や、家具の裏側は湿気がこもりやすいため注意が必要です。
汚れは時間が経つほど落ちにくくなるため、汚れを見つけたらすぐに拭き取る習慣をつけましょう。
そうすることで大掃除の負担を減らすことができます。
汚れを拭き取る際は、ゴシゴシ擦ると壁紙が傷ついたり剥がれたりする原因になるため、力を入れすぎないように優しく拭くことを心がけましょう。

 

 

【汚れ別】壁紙の掃除方法

壁紙をきれいにする方法とは?汚れ別・素材別の掃除方法を解説

壁紙に付いた汚れの種類によって、掃除方法が異なります。
汚れ別の掃除方法について紹介します。

 

手垢・皮脂汚れ

スイッチ周辺やドアの近くなどのよく触る場所には、手垢や皮脂汚れが付着しやすくなります。
この汚れが軽度なら水拭きで十分なので、固く絞った雑巾で優しく拭き取りましょう。
しつこい手垢には、中性洗剤を薄めた水溶液が効果的です。
バケツの水に中性洗剤を数滴垂らし、その中に雑巾を浸して固く絞ります。
汚れ部分を拭いた後は、必ず水拭きで洗剤を拭き取り、最後に乾拭きで仕上げます。

 

油汚れ

キッチン周りの壁紙には調理の際の油が付着しやすく、油汚れを放置すると頑固な汚れになってしまいます。
そのため、頑固な汚れになる前にきれいに落とすことが重要です。
油汚れには重曹が効果的なので、水100mlに対して重曹小さじ1を溶かした重曹水をスプレーボトルに入れて汚れに吹きかけます。
5分ほど置いてから、柔らかい布で優しく拭き取りましょう。
頑固な油汚れには、セスキ炭酸ソーダもおすすめです。
水500mlにセスキ炭酸ソーダ小さじ1を溶かした溶液を使います。
ただし、壁紙を傷める可能性があるため、必ず試し拭きをしてから使用するようにしましょう。

 

カビ

湿気の多い場所に発生しやすいカビは、見つけたら早めの対処が必要です。
軽度のカビであれば消毒用エタノールで対処できるため、スプレーボトルに入れた消毒用エタノールをカビに吹きかけ、5分ほど置いてから拭き取ります。
黒カビなどの頑固なカビには、塩素系漂白剤を薄めた溶液が効果的ですが、壁紙の色落ちや素材の劣化リスクがあります。
そのため、賃貸物件の場合は特に注意が必要です。
また、使用する場合は必ず換気をしてゴム手袋を着用しましょう。

 

タバコのヤニ

タバコのヤニによる黄ばみは、アルカリ性の洗剤で落とすことができます。
重曹水やセスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、柔らかい布で拭き取ります。
一度で落ちない場合は、何度か繰り返すことで徐々にきれいになります。
ヤニ汚れは範囲が広いことが多いため、効率よく掃除するには天井から順に範囲を決めて拭いていくことがポイントです。

 

クレヨン・ボールペンの落書き

子どものいる家庭で多いのが、壁紙への落書きではないでしょうか。
クレヨンは油性なので、消しゴムで軽く擦ると落ちることがありますが、落ちない場合は中性洗剤や重曹ペーストを使います。
ボールペンの汚れには消毒用エタノールが効果的で、コットンや綿棒などにエタノールを含ませて落とします。
擦ると汚れが広がってしまうので、トントンと叩くように落とすことが重要です。

 

 

【素材別】壁紙の掃除方法

壁紙をきれいにする方法とは?汚れ別・素材別の掃除方法を解説

壁紙の素材によっても、適切な掃除方法が異なります。
間違った方法で掃除すると、壁紙を傷めてしまうため注意が必要です。

 

ビニールクロス

ビニールクロスは表面がビニールでコーティングされているため、水拭きが可能で、お手入れしやすいのが特徴です。
基本的には水拭きで対応でき、汚れがひどい場合は中性洗剤を使用します。
ただし、継ぎ目部分に水分が入ると剥がれの原因になるため、継ぎ目部分は避けて拭きましょう。

 

紙クロス

紙クロスは水に弱いため、水拭きは基本的にできません。
そのため、日常のお手入れはハンディモップや掃除機でホコリを取る程度にします。
汚れが付いた場合は消しゴムで優しく擦るか、固く絞った雑巾で軽く叩くように汚れを取ります。
その際は、水分をすぐに乾いた布で拭き取ることが大切です。

 

布クロス(織物クロス)

布製の壁紙は高級感がありますが、お手入れには注意が必要です。
水拭きをすると染み込んでシミになる可能性があるため、基本は乾拭きです。
掃除機で表面のホコリを吸い取るのが効果的で、汚れが付いた場合は専用クリーナーを使うか、プロのクリーニング業者に依頼することをおすすめします。

 

珪藻土・漆喰壁

自然素材の壁材は吸湿性が高く調湿機能がある一方、水拭きはできません。
そのため、基本的にはハンディモップや掃除機でホコリを取る程度のお手入れにします。
汚れが付いた場合は、消しゴムや紙やすりで軽く擦って落とします。

 

 

まとめ

壁紙の掃除は、汚れの種類と壁紙の素材によって掃除方法が異なります。
手垢や油汚れには中性洗剤や重曹、カビにはエタノールというように、汚れに合った方法を選びましょう。
また、ビニールクロスは水拭きOKですが、紙クロスや布クロスは水に弱いため、素材に応じた適切なお手入れが必要です。
このように適切な掃除を定期的におこなうことで、壁紙を長くきれいに保つことができます。

当社の壁紙の張り替えについては「クロス張替え」をご覧ください。

*K*

 

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