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お風呂の窓におすすめなのは?窓の種類や選び方を紹介

2025年6月21日更新

お風呂の窓におすすめなのは?窓の種類や選び方を紹介

住宅において窓は、快適な生活を送るために重要な要素です。
とくに浴室は常に高温多湿の環境にあり、どのような窓を選ぶのかによって快適性や建物の耐久性に大きく影響します。
そのため、お風呂の窓は慎重に選ぶ必要があります。
適切な窓を選ぶことによって換気性の向上だけではなく、プライバシーの確保や建物の長寿命化などさまざまなメリットがあります。
本記事では、お風呂の窓におすすめの種類や選び方について紹介します。

 

 

お風呂の窓を選ぶポイント

お風呂の窓におすすめなのは?窓の種類や選び方を紹介

お風呂の窓は特別な環境にあるため、さまざまな条件が求められます。
お風呂の窓を選ぶ際のポイントについて解説します。

 

十分な換気機能

お風呂は常に高湿度の環境にあり結露が発生しやすいため、湿気対策が重要になります。
そのため、結露に強い構造の窓が必要になります。
また、カビの発生を防ぐためにも、効率的な換気ができて湿気を適切に排出できる窓が適しています。

 

プライバシーの確保

お風呂はプライベート空間の一つなので、プライバシーの確保も重要になります。
外からの視線を完全に遮断する必要がありますが、同時に光を取り入れて明るい空間を作ることも大切です。
そのため、プライバシーと採光のバランスが重要で、外からの視線を遮りつつ採光を確保できる窓が求められます。

 

メンテナンスのしやすさ

お風呂は湿気が多く、水垢や石鹸カスなどの汚れが付着しやすいため、窓を定期的に清掃する必要があります。
そのため、メンテナンスのしやすさが非常に重要です。
掃除しやすい構造の窓を選ぶことで適切なメンテナンスをおこなうことができ、長期的に窓の機能を維持することができます。

 

安全性

お風呂は滑りやすいため、安全性も非常に重要な要素です。
転倒などしないためにも、軽い力で安全に開閉できる窓がおすすめです。

 

 

お風呂に使われる窓の種類と特徴

お風呂の窓におすすめなのは?窓の種類や選び方を紹介

窓にはさまざまな種類があります。
お風呂の窓に使われることがある窓の種類や特徴について紹介します。

 

滑り出し窓

滑り出し窓は窓枠の上下にレールがあり、窓ガラスが滑るように外側に開く構造になっています。
効率的に空気の流れを作り出すことができ、浴室内の湿気をスムーズに外に出すことができます。
このような優れた換気性能があるため、お風呂で使われることが多い窓の1つです。
また、開閉するのに強い力が必要ないため開閉も簡単にでき、開き具合も調節できるため湿度管理がしやすいという特徴もあります。
優れた換気性能や操作の容易さ、メンテナンスのしやすさを兼ね備えている滑り出し窓は、お風呂の窓に適しているといえます。

一方、開ける範囲が限られるため、換気量が必要な場合には不向きな場合もあります。
浴室の広さや立地条件、デザインなどを総合的に判断して決めることが重要です。

 

上げ下げ窓

上げ下げ窓は、その名の通り窓が上下に動く窓のことです。
上からも下からも換気ができるという大きな特徴があります。
暖かい空気は上昇する性質があるため、上の部分から湿気を含んだ空気を外に排出し、下の部分から新鮮な空気を取り入れることができるのです。
これは浴室の換気において理想的な空気の流れです。
また、窓が外側に突出していないので、狭い浴室でも安全に使用できます。

一方、複雑な構造によってメンテナンスに手間がかかるというデメリットもあります。
また、滑り出し窓と比べると若干の力が必要になります。

 

ルーバー窓

ルーバー窓は、細長いガラス板が水平に複数並んでいる窓のことです。
ハンドルを回してガラス板の角度を変えて開閉します。
ルーバー窓の最大のメリットは、角度を調整することで非常に細かい換気調整ができることです。
全開にすると優れた換気性能を発揮させることができます。
また、ルーバーの角度によって外部からの視線を遮ることができ、プライバシーを守ることもできます。

ただし、構造が複雑なので故障のリスクが高い点やメンテナンスに手間がかかる点がデメリットになります。

 

はめ殺し窓(FIX窓)

はめ殺し窓は開閉機能がない固定された窓で、開け閉めをすることができません。
一見お風呂の窓としては不向きに思えますが、通常の窓と違って開閉部分がないため雨水の侵入や外気を完全に防ぐことができます。
また、表面を拭くだけでメンテナンスが済み、故障のリスクも低いです。
はめ殺し窓は、換気設備が充実している浴室など換気は他の設備でおこなう場合や、プライバシーを完全に確保したい場合に適しています。
自然換気ができない点が大きなデメリットになるため、十分な換気設備の設置が必須となります。

 

 

おすすめの窓の組み合わせ

お風呂の窓におすすめなのは?窓の種類や選び方を紹介

お風呂の窓を選ぶ際、複数の窓を組み合わせることで、より効果的な環境を作り出すことができます
滑り出し窓で換気をおこない、採光用のはめ殺し窓で採光を確保する「滑り出し窓×はめ殺し窓」の組み合わせが最も効果的です。
この組み合わせによって、効率的に換気と採光をおこなうこができます。
また、「上げ下げ窓×はめ殺し窓」の組み合わせも効果的で、上部に上げ下げ窓・下部にはめ殺し窓を配置することで、換気をしながらプライバシーを守ることができます。

 

当社の窓交換については「窓・シャッター交換」をご覧ください。

 

 

まとめ

お風呂の窓は湿気対策やプライバシーの確保、メンテナンス性などさまざまな条件が必要です。
これらの条件を踏まえると滑り出し窓が最もバランスの取れた選択肢で、実際にお風呂で使われることが多い窓になります。
その他にも上げ下げ窓やルーバー窓、はめ殺し窓などがあり、それぞれ異なる特徴があるため、浴室に広さや何を重視しているかによって総合的に判断することが大切です。
また、2つの窓を組み合わせることも効果的です。
快適な生活を送るためにも、窓の特徴をしっかりと把握して適切な選択をおこないましょう。

*K*

 

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