「シャッターって本当に必要なの?」「雨戸とシャッターって何が違うの?」などの疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
雨戸とシャッターはどちらも窓の外側に取り付けられ、住まいの快適さと安全性を守るという大切な役割があります。
特にシャッターは、雨戸に比べて防犯性や防火性が高いです。
この記事ではシャッターが持つ5つの重要な役割や、雨戸との違い、シャッターの種類について解説します。
シャッターが持つ5つの重要な役割
日常生活において、快適な生活や安全を守ってくれるシャッターの役割について解説します。
大雨や台風対策
シャッターは、大雨や台風の際に飛来物から窓を守り破損を未然に防ぐだけでなく、サッシからの雨水の侵入も防ぎます。
その理由は、大雨や台風の際、強風で飛来物が窓ガラスに衝突し破損する危険性があるからです。
さらに、台風や強風時には、雨水が勢いよく窓に吹き付けます。
通常の雨であればサッシが防いでくれますが、強風時はサッシの隙間やサッシと壁の間に雨水が入り込んでしまうことがあるためです。
防犯対策
空き巣は手早く侵入できる家を選ぶことが多いため、シャッターが付いている家は狙われにくいと言われています。
その理由として、シャッターが設置されていることで、窓ガラスを簡単に割って侵入するのに時間がかかるからです。
また、シャッターが閉まっていると、家の中の様子が外から分かりにくくなります。
空き巣は事前に家の中の情報を得てから侵入することが多いため、シャッターがある家をためらう傾向があります。
防火対策
火災発生時、シャッターがあることで隣家からの延焼や自宅からの延焼を防ぎます。
窓ガラスが熱で割れて火が侵入するのを防いでくれるからです。
特に金属製のシャッターは防火性に優れています。
防音対策
窓ガラスだけの場合と比べて、シャッターを閉めることで高い防音効果が期待できます。
シャッターは外からの騒音を抑えるだけでなく、室内の生活音が外に漏れるのを防ぎプライバシーを守るのに役立ちます。
遮光・遮熱対策
シャッターは、窓やカーテンだけでは防ぎきれない太陽の熱や日差しを遮ります。
スラットタイプやブラインドタイプを選ぶことで、採光や通風を調節しながら快適な室内環境を保つことができます。
雨戸とシャッターの違い
一般的に、雨戸は開閉方向が左右にスライドするのに対し、シャッターは上下に開閉します。
雨戸は比較的低価格での設置も可能ですが、シャッターは雨戸よりも高額になることがあります。
雨戸とシャッターのメリットは、どちらも遮光性を高められることです。
特に、夏場は日差しを遮り室内を涼しく保つ効果が期待できます。
最近では断熱性に優れた雨戸やシャッターが開発されており、外気と室内との間に空気の壁を作ることで、断熱材の効果を高め外気温の影響を軽減してくれます。
さらに、木製の雨戸は湿度が高い時には湿気を吸収し、乾燥している時には湿気を放出する調湿性に優れています。
シャッターの種類
シャッターには、主に電動式と手動式の2種類があります。
それぞれの特徴を把握し、用途や予算に合わせて最適なシャッターを選びましょう。
電動式シャッター
電動式シャッターはリモコンやスマートフォンアプリなどで遠隔操作でき、開閉時の負担を軽減できることがメリットです。
開閉が簡単なため、力の弱い方や高齢者でも扱いやすく、複数のシャッターを一括で操作できるので効率的です。
また、人感センサーなどの安全機能が付いた製品もあり、人を感知すると自動で停止します。
さらに、スマートフォンアプリと連携することで、外出先からの操作やタイマー設定も可能です。
ただし電動の場合、故障に注意が必要なため定期的な点検をおすすめします。
手動式シャッター
手動式シャッターは手動で開閉するシンプルな構造のため、比較的コストを抑えた設置ができます。
メリットは、電動式に比べて設置費用やメンテナンス費用が安いことです。
また、構造がシンプルなため故障しにくいです。
一方で、開閉時に力が必要なため、思っているよりも作業が大変なことがデメリットです。
さらに、複数のシャッターを操作する場合、手間と時間がかかってしまいます。
窓シャッターの種類
窓シャッターは防犯や防災だけでなく、プライバシー保護や遮光・遮熱など、様々な役割があります。
使用用途に合わせて最適なシャッターを選びましょう。
クローズタイプ
クローズタイプは、シャッターを閉じた状態では窓を完全に覆い隠すため、高い防犯性とプライバシー保護効果を発揮します。
メリットは、外部からの視線を完全に遮断し、プライバシーを守ることが可能な点です。
また高い防犯効果で、空き巣などの侵入を防いだり・被害を軽減したりすることができます。
さらに、遮光性が高く、室内を暗く保つことも魅力の1つです。
一方、閉じた状態では採光や通風がほとんどできないことがデメリットです。
スリットタイプ
スリットタイプは、シャッターに小さな隙間があるのが特徴です。
閉じた状態でも採光や通風ができる利点があり、すだれのような形状で程よく光と風を取り込みます。
メリットは、プライバシーを保護しつつ、採光と通風を確保することができることです。
また、程よい遮光性で室内を明るく保ちながら日差しを遮り、通風により室内の換気にも役立つことができます。
一方、クローズタイプに比べると、防犯性や遮光性はやや劣るというデメリットがあります。
ブラインドタイプ
ブラインドタイプはスラットの角度を調整できることが魅力で、細かな採光や通風の調節ができます。
メリットは、スラットの角度調整により自由自在な採光・通風コントロールができることです。
また、スラットの素材や色によっては遮熱効果も期待できます。
一方、クローズタイプに比べると、防犯性はやや劣るというデメリットがあります。
その理由として、スラットの隙間から多少の視線が入る可能性があるからです。
まとめ
シャッターには、快適で安全な生活を送るために、台風対策・防犯対策・防火対策・防音対策・遮光性や遮断性といった重要な役割があります。
特に台風時には、飛来物から窓を守り被害を未然に防ぐだけではなく、サッシと壁の間からの雨水の侵入を防いでくれます。
さらに空き巣などの侵入を防いだり、被害を軽減したりする上でも効果的です。
近年では様々な種類のシャッターが開発されているので、使用用途に合わせて最適なシャッターを選ぶようにしましょう。
当社のシャッター交換については「窓・シャッター交換」をご覧ください。
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