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畳の劣化症状とは?メンテナンスの方法やおすすめな季節も紹介

2024年9月21日更新

畳の劣化症状とは?メンテナンスの方法やおすすめな季節も紹介

「畳ってどのように劣化するの?」 「長持ちさせられる方法はあるの?」 とお悩みの人はいませんか?

畳は時間が経つごとに劣化が進んでくる床材です。

そのため、畳がどのように劣化するかを知らずにいると、見た目が悪くなるだけではなくさまざまな影響が出てくるので注意が必要です。

そこで、本記事では畳の劣化症状や正しいメンテナンス方法を紹介していきます。

 

 

畳の劣化症状

畳は長年の使用によりさまざまな劣化が現れます。

以下では、よく見られる畳の劣化症状について詳しく解説します。

 

変色する

畳の変色は、使用年数や環境によってよく現れる症状です。

そのため、畳が新品の時よりも変色している場合は、早急に畳の交換や表替えを検討しましょう。

特に日差しが強い場所に置かれていると、畳の色が褪せてしまうため注意が必要です。

光沢のある新しい畳表に交換すると、見た目が改善されると同時に畳の機能性も回復します。

 

カビ臭くなる

畳は、湿気がこもりやすい環境では畳内部にカビが発生しやすくなります。

そのため、日常生活の中でカビ臭さを感じると注意が必要です。

カビは居住空間に不快感を与えるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

カビ臭が気になる場合は、湿気対策と共に畳のクリーニングや交換を検討した方がよいでしょう。

 

ささくれが目立ってくる

ささくれは、畳表の表面が傷んでくると繊維が劣化し発生します。

これにより畳の見た目が悪くなるだけでなく、歩いたときに不快感を感じやすくなります。

ささくれが目立ってきた場合は、表替えをおこなうと解決できます。

 

光沢がなくなる

畳表の光沢が失われると、畳が古びて見えます。

光沢は畳の健康状態を示す重要な指標であり、劣化が進んでいる可能性が高いです。

早急に表替えや新調をおこなって、畳に光沢を取り戻しましょう。

 

歩いた時の感触

畳を歩いたときの感触が変わるのも劣化のサインです。

例えば、畳が柔らかくなったり沈み込む感触がある場合、畳内部の劣化が進んでいる可能性があります。

歩行感覚が悪化する前に、畳の点検や必要な手入れをおこなうと良いでしょう。

 

 

畳のメンテナンス方法

畳の劣化を防ぐためには、適切なメンテナンスが必要です。

ここでは、畳の状態に応じたメンテナンス方法を紹介します。

 

裏返し

畳の裏返しは、畳表を裏返して再利用する手法です。

裏返しをおこなうと使用していない面を使えるので、畳全体の寿命を延ばせるのがメリットです。

裏返しは、畳を新調してから3〜5年後におこなうのが目安です。

 

表替え

表替えとは、古い畳表と畳縁を新しく交換する作業です。

畳を新調してから5〜7年後におこなうのが目安であり、畳の見た目が新しくなり使用感も改善されるメリットがあります。

そのため、畳表の劣化が進んでいる場合に表替えをおこなうとよいでしょう。

 

新調

新調とは、畳全体を新しくする作業です。

畳の全体的な交換により、見た目と機能が完全にリフレッシュされます。

そのため、畳全体の劣化が進んでいる場合は新調をおすすめします。

新調の目安は15〜20年ごとにおこなうとよいでしょう。

 

 

畳の寿命の伸ばし方

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畳の寿命を延ばすためには、日常的な手入れが重要です。

以下のポイントを守ると、畳を長持ちさせられます。

 

こまめに掃除する

畳にほこりやゴミが溜まると、劣化が進みやすくなります。

そのため、こまめな掃除は畳の寿命を延ばすための基本的な手段です。

定期的に掃除機をかけると、畳表の状態を良好に保てるようになります。

 

部屋の換気をする

湿気がこもると畳がカビたり変色したりなどの劣化が進むため、部屋の換気が重要です。

定期的に窓を開けて新鮮な空気を入れると、湿気を減少できます。

ただし、雨の日など湿気でジメジメしている日に窓を開けると、逆効果になるので注意してください。

 

重いものを置かない

畳に重い家具や物を長時間置くと、圧力で畳が変形しやすくなります。

そのため、重いものはできるだけ置かず、畳に均等に負荷がかからないように心掛けましょう。

どうしても重い家具を置かなければいけない時は、こまめに場所を変えて負荷が集中しないようにしましょう。

 

傷つけないようにする

畳を傷つけないようにするのも大切です。

特に、タンスやベッドなどの大きい家具を移動させる時は、引きずらないように注意しましょう。

また、掃除機などでお手入れするときも傷がつきやすいので、常に優しく扱うようにすると畳が長持ちしやすいです。

 

 

畳の張り替えにおすすめの季節はある?

 

畳の張り替えは、季節によって品質や作業のしやすさに差が出てきます。

以下では、畳の張り替えが季節ごとでどう変わるのかについて解説します。

 

春(3月~5月)

春は湿度が低く温度も適度で、畳の張り替えがスムーズにおこなえます。

しかし、花粉が多い時期であるため、花粉が畳に付着する可能性があります。

そのため、張り替え作業中は花粉対策を講じる必要があるでしょう。

 

夏(6月~8月)

夏は気温が高く、畳の乾燥が速く進みます。

しかし、梅雨の時期には湿度が高く、畳が湿気を吸収しやすくなるリスクがあります。

湿気を吸収するとカビの発生が増えるため、湿度管理を徹底するとよいでしょう。

 

秋(9月~11月)

秋も湿度が低く、気温が快適で作業しやすいです。

そのため、畳の乾燥が均等に進み品質を保てます。

しかし昼夜の温度差が大きくなって作業環境が安定しない場合もあるので、温度管理に気を付ける必要があります。

 

冬(12月~2月)

冬は空気が乾燥しており、湿気の問題が少なくなっています。

そのため、畳の乾燥が遅れるのは少なく、作業中の湿気管理が簡単です。

しかし、寒さによって畳の乾燥が遅れ作業が難しくなる可能性があるので、室内温度を適切に保つようにしましょう。

 

 

まとめ

畳の劣化症状は比較的わかりやすく、見た目や臭いで判断できるなど五感でわかる場合が多いです。

そのため、劣化の進みを日常的に意識して生活するだけで、畳のトラブルを未然に防げます。

また、持ち家ではなく賃貸物件で畳が劣化した場合、原状回復の条件は契約内容により異なるので注意が必要です。

一般的には入居時と同じ状態に戻す必要がありますが、自然な劣化であれば追加費用が発生しない場合もあります。

契約書を確認し、必要に応じて管理会社に相談するとよいでしょう。

 

当社の畳張り替えについては「畳張替え・障子・ふすま張替え」をご覧ください。

 

*K*

 

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