「玄関のリフォームってどんなものがあるの?」
「マンションだけど玄関のリフォームはできる?」などと悩んでいる方はいませんか?
住宅において玄関は、家の第一印象や使い勝手を大きく左右する重要な場所なので、使いやすくリフォームしたいですよね。
そこで今回は、玄関のリフォームに関して「どんなやり方があるのか?」「気を付けるポイントはあるのか?」を中心に紹介します。
ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてみてください。
玄関リフォームの種類
玄関のリフォームには主に以下の4つがあります。
・ドアを交換
・収納スペースを追加
・タイルの張り替え
・バリアフリー化
ドアを交換
家の印象が変わるのはもちろん、機能面でもメリットがあるのが玄関のドアの交換です。
玄関のドアにはさまざまな種類があり、断熱性と気密性に特化した商品を選べば、玄関の温度が寒くなるのを防げます。
また、湿気が多く臭いやカビに悩まされている玄関は、通風窓つきドアを選べば改善します。
最近では、無施錠やピッキング対策でオートロックやキーレスなどのドアもあるので、家の防犯性を高めるのにおすすめです。
収納スペースを追加
玄関の収納を追加すると、靴だけではなく園芸用品やアウトドア用品など、意外に扱いづらいものも収納できます。
また、通勤や通学時にしか使わない鍵やバックを置くスペースを玄関に設けると、身支度がスムーズになります。
収納を追加するスペースがない方は、隣接する部屋や廊下を解体し玄関を広げる方法もおすすめです。
特に古い住宅の玄関はデッドスペースがある場合が多いため、新たな収納を増やせる可能性が高いです。
タイルの張り替え
玄関のタイルは時間の経過と共に汚れが付着して取れなくなったり、浮きや割れが起きたりするため、定期的な張り替えをおすすめします。
新しいタイルを選ぶポイントとしては、色が暗めで掃除しやすいタイルを選ぶと、長期的にキレイな状態を保ちやすくなります。
最近では滑りにくい床材などもあり、雨の日の転倒防止に役立つものもあるので土間部分のタイルにおすすめです。
バリアフリー化
玄関をバリアフリー化すると、子どもから高齢者まで幅広い世代が安心して生活できます。
日本の玄関には靴を脱ぎ履きするのに段差がありますが、躓きや転倒の原因になる可能性が高いです。
そのため、手すりやスロープを設置して靴の脱ぎ履きを楽にしたり、車いすのまま家の中に入れたりすると、高齢者でも安心して暮らせるようになります。
バリアフリーの工事は大規模になるケースが多いので、まずは簡単な手すりを設置するなど段階的におこなってはいかがでしょうか。
当社の玄関リフォームについては「玄関リフォーム」をご覧ください。
玄関リフォームで気を付けるポイント
玄関のリフォームでは以下の3つの点に気をつけましょう。
・ドアや床などが他と浮いていないか
・汚れが目立っていないか
・コンセントのつけ忘れはないか
ドアや床などが他と浮いていないか
玄関のデザインを変えすぎると、家全体の雰囲気と合わなくなるので気を付けましょう。
特にドアや床だけなどの部分的なリフォームをしたときは、他の部分と浮いてしまう可能性が高く、後悔する人が多いです。
他の部分も考慮して、家全体のバランスに合うようなリフォームをしましょう。
汚れが目立っていないか
玄関のデザインによっては、ちょっとした汚れが目立ちやすくなるので注意が必要です。
特にホワイト系は清潔感があって憧れを持つ人が多いのですが、手あかや泥などで汚れやすいです。
こまめな掃除が手間に感じる人は、汚れが目立たないような暗い色にしましょう。
コンセントのつけ忘れはないか
玄関にコンセントをつけ忘れないように気を付けましょう。
意外かもしれませんが、玄関には防犯カメラ、脱臭機、照明、掃除機の使用などでコンセントが必要になる可能性が高いです。
後々になってコンセントが必要になり、延長コードを引っ張ってくる人が多いので、必要ないと思っていてもコンセントは付けるようにしましょう。
マンションの玄関リフォームについて
一軒家と違い、マンションの玄関リフォームは少し違う点があります。
以下の点に注意してマンションの玄関をリフォームしましょう。
・事前に管理規定を確認する
・マンションの構造を確認する
・周辺住民への告知は忘れずに
事前に管理規定を確認する
マンションのリフォームを勝手におこなうとトラブルのもとになるため、事前に管理規定を確認しましょう。
マンションによりますが、共用部分はリフォームできないところが多いです。
そのため、共用部分になっている玄関ドアの部分は、リフォームできない可能性が高いです。
しかし、内側のドアは共有部分ではなく、壁紙でデザインを変更することなどはできるでしょう。
管理規定がわからない場合は、必ず管理会社に確認してみてください。
マンションの構造を確認する
マンションの構造は、ラーメン構造と壁式構造の2種類があります。
「ラーメン構造」は柱や梁で建物を支えている構造方式であり、壁を撤去して玄関の広さを変えられるのが特徴です。
一方、「壁式構造」は柱や梁を使わず壁で建物を支えている構造方式なので、壁を撤去するリフォームができません。
玄関を広くしたい場合は、ラーメン構造であることを確認しておきましょう。
周辺住民への告知は忘れずに
玄関をリフォームするときは、周辺住民に工事のお知らせをしてください。
急に工事を始めると、騒音問題で周辺住民とトラブルになる可能性が高いです。
周辺住民にお知らせする時は、工事業者も一緒に連れて直接挨拶に行くと、工事の時間帯や概要を説明してもらえるのでスムーズにおこなえます。
玄関リフォームの補助金について
玄関をリフォームする際は、補助金を活用すると安く工事がおこなえます。
補助金は省エネやバリアフリーを推進するために設けられているため、断熱ドアにしたり、介護用の手すりにしたりすると適用されます。
以下に玄関リフォームで適用されやすい補助金を紹介しますので、どんな種類があるか把握しておきましょう。
・子育てエコホーム支援業
・断熱リフォーム支援補助金
・長期優良住宅化リフォーム補助金
・介護保険の住宅改修補助金
その他にも、地方自治体が独自におこなっている補助金もあります。
補助の内容は自治体によってさまざまなので、確認してみてください。
まとめ
玄関のリフォームをするとデザインが変わるだけではなく、生活のしやすさも大幅に変わります。
そのため、リフォームの内容は目的に見合った内容にしたり、自分のライフスタイルに合ったものにしたりする必要があります。
リフォームの内容は自分一人だけではなく、人と話し合って決めると失敗が防げるので、家族や業者とよく相談するようにしましょう。
お見積りやご相談などございましたら、お気軽に静岡内装工事店へお問い合わせください。
お問い合わせはこちらから
*K*
静岡県三島市・沼津市エリアで内装リフォームのことなら、静岡内装工事店へお気軽にご相談ください。