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フローリングのメリットって何?種類によって違いはあるの?

2025年11月15日更新

フローリングのメリットって何?種類によって違いはあるの?

多くの住宅の床材として採用されているフローリングには、たくさんのメリットがあります。
メンテナンスのしやすさや優れた耐久性があるため、人気のある床材です。
また、一口にフローリングと言ってもいくつかの種類があり、その種類によって特徴が大きく異なります。
そこで本記事では、フローリングの基本的なメリットから、種類ごとの違いまで詳しく解説します。

 

フローリングのメリット

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掃除がしやすい

フローリングはお手入れのしやすさが最大のメリットです。
畳と比べると、表面が平滑なので掃除機やモップで簡単に掃除することができます。
また、水拭きも可能なので日常的なメンテナンスが楽になります。
カーペットと異なり、ホコリやゴミが絡まることがないため拭き掃除も簡単です。

 

ダニの発生を抑えられる

フローリングはダニやカビが発生しにくいというメリットがあるため、アレルギー対策としても優れている床材です。
とくに小さなお子さまやアレルギー体質の方がいるご家庭では、大きなメリットになるでしょう。
また、水などの液体もすぐに拭き取れるため、シミや臭いが残りにくいです。
そのため、常に清潔な状態を保つことができます。

 

耐久性が高い

耐久性にも優れているフローリングは、適切にメンテナンスをおこなえば10年~20年と長く使い続けることができます。
とくに複合フローリングは傷に強く、張り替えの頻度も少ないため、コストパフォーマンスに優れた床材といえます。

 

デザイン性が高い

フローリングは色のバリエーションも豊富で、どんなインテリアにも合わせやすく、部屋全体に明るさと高級感を与えます。
家具の移動もできるため、模様替えも気軽に楽しむことができ、長期間にわたって飽きのこない空間にすることが可能です。
また、無垢材を選ぶと、経年変化による味わいや風合いを楽しむことができます。

 

 

フローリングのデメリット

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傷つきやすい

フローリングは家具の移動や椅子を引く際、また物を落としたりすると傷がつきやすくなります。
とくに無垢材は柔らかいため、へこみや傷が目立ちやすいです。
対策としては、ラグやカーペットを敷いたり、家具の脚にカバーやクッション材をつけたりなどの方法が効果的です。

 

水に弱い

フローリングは木材なので、基本的に水に弱い性質を持っています。
表面は塗装によって耐水性が確保されていますが、継ぎ目から水が浸入してしまうと膨れや変形が発生します。
そのため、水拭きする際は水分を残さないように固く絞った雑巾で拭き、その後すぐに空拭きをすることが大切です。

 

冷たくて硬い

冬になると床が冷たくなるため、冷えを感じやすくなります。
また、硬い素材のため子どもが転んだ際の衝撃も大きく、安全面での注意も必要です。
さらに、硬いことで音が反響しやすく、足音などが下の階に伝わりやすいという問題もあります。
対策としては、カーペットやラグの使用がおすすめです。

 

メンテナンスが必要

フローリングを長持ちさせるためには、定期的なワックスがけや水拭きが必要です。
ただし、水拭きをする際には変色や反りのリスクに注意が必要で、固く絞った雑巾で素早くおこなうことが重要です。
とくに無垢材は湿気に弱いため、反りや割れが発生するリスクが高く、適切なメンテナンスをしないと美観が損なわれて寿命も短くなってしまいます。

 

 

フローリングの種類別のメリット

フローリングのメリットって何?種類によって違いはあるの?

最後に、フローリングの種類によってどのようなメリットがあるのか紹介します。

フローリングの種類については「フローリングの種類は1つだけじゃない?それぞれの特徴や見分け方を徹底解説!」をご覧ください。

 

無垢フローリング

無垢フローリングは、天然の木材を一枚板で加工した床材です。
最大の魅力は、天然木ならではの質感や温もり、香りを感じられることです。
また、調湿機能があるため室内の温度を快適に保つことができます。
さらに、経年変化を楽しめるのも無垢フローリングの魅力で、使い込むほどに深い味わいが出ます。
ただし、無垢フローリングは水に弱く傷が付きやすいため、定期的なワックスがけなどのメンテナンスが必要です。
また、複合フローリングと比べて価格が高めになります。

 

複合フローリング

複合フローリングは、合板などの基材の表面に薄い化粧材を貼り合わせた床材です。
コストパフォーマンスに優れているため、現在最も広く使われている種類になります。
湿度による変化が少ないため、反りや割れが起こりにくいという耐久性の高さも魅力で、無垢材に比べて掃除やメンテナンスが簡単です。
また、デザインバリエーションが豊富なので、さまざまな木目や色合いから選ぶことができます。

 

挽き板フローリング

挽き板フローリングは複合フローリングの一種で、合板などの基材の上に2〜3ミリ程度の厚い天然木を貼りつけた床材です。
表面には天然木を使用しているため無垢材に近い質感を楽しむことができ、複合フローリングの安定性も兼ね備えているため、無垢材よりも反りや割れが生じにくいメリットがあります。
また、傷がついた場合でも研磨することができるため、長期的に美しさを保つことができます。
無垢フローリングよりも費用を抑えながら、高級感のある質感を実現できるため、コストと質感のバランスに優れた選択肢といえるでしょう。

 

当社の床張り替えリフォームについては「床張り替え」をご覧ください。

 

 

まとめ

フローリングには、お手入れのしやすさや衛生面、耐久性やデザインの高さといった多くのメリットがありますが、種類によって特徴は大きく異なります。
また、メリットだけではなくデメリットも存在するため、しっかりと把握しておくことが大切です。
無垢フローリングは本物の木の温もりと経年変化を楽しみたい方に、複合フローリングは実用性とコストパフォーマンスを重視する方に、挽き板フローリングは両方のバランスを求める方に適しています。
床材選びは住まいの快適さを大きく左右する重要なものなので、ご自分のライフスタイルや予算などを総合的に考えて、最適なフローリングを選んでください。

*K*

 

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