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襖の張り替えはいつ?劣化のサインやおすすめのふすま紙を紹介!

2024年10月12日更新

襖の張り替えはいつ?劣化のサインやおすすめのふすま紙を紹介!

襖の張り替えとは、襖(ふすま)の表面に貼られているふすま紙を新しく取り替える作業です。
「いつ襖の張り替えをするのがいいの?」「どんなふすま紙に取り替えれるの?」などと疑問に思っている人は多いのではないでしょうか?
襖の張り替えは見た目を美しく保つだけでなく、機能性を向上させる重要な役割もあります。
もし適切な知識を持っていないと襖の張り替えに失敗し、時間や費用が無駄になるだけでなく、住まいの美観や快適さが損なわれる可能性が高くなるでしょう。
そこで本記事では、襖の張り替えを失敗したくないという人に向けて、張り替えのタイミングやおすすめのふすま紙の修理などを紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

 

 

襖の張り替えサイン

 襖の張り替えはいつ?劣化のサインやおすすめのふすま紙を紹介!

以下では、襖の張り替えが必要な4つのサインについて説明します。

 

シミ

襖にシミができたら、張り替えを考えるべきです。
シミは湿気や汚れによって発生するので、放置しておくと見た目が悪くなるだけでなく、カビが発生するリスクも高まります。
特に、湿気が多い梅雨時期には、結露が原因で襖に茶色いシミができる可能性が高くなります。
襖にシミが一度つくと簡単に取れないので、住まいの清潔感を保つには早めに張り替えをおこないましょう。

 

色あせ

襖に色あせが起こると、張り替えのタイミングです。
色あせは、紫外線に長時間当たるとふすま紙の色素が分解されて発生します。
そのため、南向きの部屋や窓際の襖などの直射日光が強い場所では、色あせの進行が早くなります。
また、長年使っている襖が部分的に色あせると部屋全体が古びた印象になるので、張り替えをおこなって明るく新しい印象を取り戻しましょう。

 

カビ

湿気が多い場所では、襖にカビが生える場合があります。
特に、浴室や台所の近くにある襖は湿度が高く、カビが発生しやすいです。
カビは見た目が悪いだけでなく、アレルギーや呼吸器系の健康被害を引き起こす恐れがあります。
掃除ではカビを完全に除去できない場合が多いため、ふすま紙自体を張り替えるのが最も効果的な解決策です。

 

たるみ

襖がたるんでいると張り替えが必要です。
特に、湿気が多い時期は襖が伸び、紙がたるむ可能性が高いです。
襖がたるむと見た目がだらしなくなり、開け閉めがスムーズにできなくなるなどの機能性も低下します。
張り替えをおこなうとたるみが解消され、襖の開閉がスムーズになり、部屋全体がスッキリした印象になります。

 

 

襖紙の種類

 襖の張り替えはいつ?劣化のサインやおすすめのふすま紙を紹介!

襖の張り替えでは、襖紙にどんな種類を選ぶかによって仕上がりや費用が変わるため、自分に合ったものを選びましょう。
以下では襖紙の種類について解説します。

 

和紙ふすま紙

和紙ふすま紙は昔から使用されている定番の襖紙で、多くの襖で用いられています。
「鳥の子」と呼ばれるランクがあり、新鳥の子・上新鳥の子・鳥の子・本鳥の子と、質や耐久性・色味が異なり価格も変わります。
また、白を基調に多彩な色合いやデザインが揃っており、部屋の雰囲気を一新できます。
手頃な価格から高級品まで幅広く選べるため、予算や好みに応じて選びましょう。

 

織物ふすま紙

織物ふすま紙は和紙に天然繊維や合成繊維を織り込み、強度と耐久性を高めた襖紙です。
天然繊維には麻、絹、木綿などが使われているので、織り目が細かく破れにくいのが魅力です。
一方、合成繊維を使用したものは織り目が粗く、肌触りにやや硬さがあります。
そのため織物ふすま紙は、耐久性が高く長期間使用する場合に最適です。

 

アイロン接着ふすま紙

アイロン接着ふすま紙は、アイロンを使用して手軽に張り替えができるふすま紙です。
裏面に熱で接着する加工が施されているため、作業がスムーズに進められます。
一般的には、ふすま2枚分がセットで販売している場合が多く、価格も手頃なため多くの人に活用されています。
さらに、デザインや素材、柄が豊富に展開されているので、簡単に部屋の雰囲気を一新できるのも魅力です。

 

再湿のりふすま紙

再湿のりふすま紙は、水をつけるだけでのりが瞬時に溶けて貼り付けがおこなえるふすま紙です。
裏面に薄くのりが付いた状態で市販されている場合が多く、襖の張り替えが容易にできるのが特徴です。
丈夫な和紙や織物を使用しており、接着力が強く、昔ながらの日本家屋や本格的な和室に最適です。
貼り替え直後にシワが出る場合がありますが、乾燥後にはシワが消え、美しい仕上がりが期待できます。

 

シールふすま紙

シールふすま紙は裏側がシール状になっており、裏紙を剥がしてそのまま襖に貼り付けられる便利なふすま紙です。
アイロンタイプやのりタイプと比べて、手軽に張り替えができるのが特徴であり、枠が外れないタイプの襖にも張り替えができます。
ただし、面積が大きな襖に貼る場合ズレやシワが生じやすく、シールを均等に貼るのが難しいので複数人での作業が推奨されます。

 

 

襖の張り替え費用を安くするコツ

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襖の張り替え費用を抑えるために、いくつかの工夫が役立ちます。
適切な選択ができると、無駄なコストをかけずに美しい仕上がりを実現できます。

 

襖のグレードを下げる

襖紙のグレードを下げると、張り替え費用を抑えられます。
なぜなら、襖の張り替え工事全体の費用の中で襖紙のコストは約3割〜5割を占めており、襖紙の選択が費用全体に大きく影響するからです。
しかし、耐久性や仕上がりの質が下がる場合があるため、使用頻度が高い部屋では安価な紙が早く劣化しないか確認する必要があります。

 

相見積もりをする

複数の業者に相見積もりを依頼するのは、費用を抑える有効な手段です。
特に、リフォーム業者や襖専門店などでは大幅に料金が異なるため、相見積もりを取って価格を比較すると最適な価格でサービスを受けられます。
また、相見積もりのメリットは価格だけでなく、各業者の提供するサービス内容や工事の質、保証内容を比較できる点も挙げられます。
無料で見積もりを提供している業者を利用し、慎重に選びましょう。

 

当社の襖張り替えについては「畳張替え・障子・ふすま張替え」をご覧ください。

 

 

まとめ

襖の張り替えは、住まいの美観や機能性を保つために定期的に必要な作業です。
そのため、シミや色あせ、カビ、たるみといったサインを見逃さず、適切なタイミングで張り替えをおこなうと清潔感のある空間を維持できます。
また、襖を張り替えるのに最適な季節は、湿度が低く、天候が安定している梅雨明けの時期や秋がおすすめです。
特に、再湿のりふすま紙や和紙ふすま紙など水分に影響されやすい素材の場合、湿度の少ない季節に作業をおこなうと仕上がりが美しくなります。

 

*K*

 

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