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内装塗装の耐用年数の目安とは?メンテナンス時期や長持ちさせる方法もご紹介

2024年7月13日更新

内装塗装の耐用年数の目安とは?メンテナンス時期や長持ちさせる方法もご紹介

内装塗装の耐用年数がどれくらいか知っていますか?
外壁塗装と比べて、内装塗装は雨や風の影響を受けづらく劣化しづらい環境にあるので、ついつい軽く考えがちです。
しかし、内装塗装も外壁塗装と同様に経年劣化で機能や耐久性が落ちるので、塗装の劣化に関してはしっかり考えておくべきです。
そこで本記事では、内装塗装で使用する塗料の耐用年数や種類などを紹介します。

 

内装塗装の耐用年数

内装塗装の耐用年数の目安とは?メンテナンス時期や長持ちさせる方法もご紹介

内装塗装に使用する塗料は、大きく分けて5種類あります。
各塗料の耐用年数は以下の通りです。

・アクリル系塗料(耐用年数:5~7年)
・ウレタン系塗料(耐用年数:8~10年)
・シリコン系塗料(耐用年数:10年~16年)
・ラジカル系塗料(耐用年数:8年~15年)
・フッ素系塗料(耐用年数:15年~20年)

 

アクリル系塗料(耐用年数:5~7年)

アクリル系塗料の耐用年数は5〜7年です。
他の塗料と比べて耐用年数は短いので、頻繁に塗替えをおこなう必要があります。
しかし、比較的安価であったり、カラーバリエーションも豊富だったりのメリットもあるので、気軽に内装変えたい人におすすめです。
また、透明度が高く塗料の伸びがよい性質なので、仕上がりがキレイになりやすく、内装塗装にとても向いている塗料です。

 

ウレタン系塗料(耐用年数:8~10年)

ウレタン系塗料の耐用年数は8〜10年です。
弾力性や柔軟性が高いのでひび割れが起きにくく、アクリル系塗料よりは耐用年数が長い塗料です。
また、価格もアクリル系塗料の次に安価なので、性能と価格のバランスがとれています。
ただし、塗膜が柔らかい性質なので、ホコリやチリなどの汚れが付着しやすかったり変色しやすいなど、他の塗料と比べると劣る点もあります。
塗装の品質はある程度確保したいけど、最小限に価格を抑えたい人におすすめの塗料です。

 

シリコン系塗料(耐用年数:10年~15年)

シリコン系塗料の耐用年数は10年〜16年です。
アクリル系塗料とウレタン系塗料に比べて価格はやや高めですが、その分耐久性があるのでコストパフォーマンスがよい塗料です。
さらに、透湿性も高くカビの発生が抑えられるなどの機能性もよいので、住宅の塗装でもっとも利用されています。
ただし、塗膜の弾力性が低くひび割れが起こりやすいので、塗装に高い技術力がいるなどの注意点もあります。
塗料の中でも人気があるので種類も豊富ですが、メーカーによって性能に差がある可能性が高いので、業者と相談して選びましょう。

 

ラジカル系塗料(耐用年数:8年~15年)

ラジカル系塗料の耐用年数は8年〜15年です。
シリコン系塗料と価格面で大きな差がないにもかかわらず、同等レベルの耐久性を持つ塗料です。
光沢の持ちも良く、防汚・防カビ効果が高いので、外観を長く保ち続けられます。
ただし、近年発売した塗料なので、種類が少なかったり正しい耐用年数かどうか不明確であったりする問題点もあります。
そのため、ラジカル塗料の性能を最大限に活かすために、実績が豊富な業者に依頼するとよいでしょう。

 

フッ素系塗料(耐用年数:15年~20年)

フッ素系塗料の耐用年数は15年〜20年です。
塗料の中でも非常に耐久年数が長い塗料ですが、他の塗料と比べると価格が1.2〜1.5倍程度高いです。
そのため、一般住宅の内装で使用する場合はほとんどなく、公共建築物や航空機などのメンテナンスが手間なところによく使用されています。
初期費用は高額になる代わりに、メンテナンスコストを抑えたい人や、メンテナンスの回数を少なくしたい人におすすめです。

 

 

内装塗装の耐用年数を超えるとサインは?

内装塗装の耐用年数の目安とは?メンテナンス時期や長持ちさせる方法もご紹介

内装塗装が耐用年数を超えると、さまざまな劣化サインが現れます。
劣化は、色あせや傷、塗装の剥がれ、カビが生えてくるなど、目に見えてわかりやすいケースが多いです。
また、水漏れが発生すると、想定していた耐用年数よりも早く劣化サインが現れるので、注意が必要です。
劣化サインが現れているのにもかかわらず放置していると、耐久性が低下して大規模な修理をしなくてはいけなくなるので、早めの塗替えを検討してください。

 

 

内装塗装を長持ちさせるには

内装塗装の耐用年数の目安とは?メンテナンス時期や長持ちさせる方法もご紹介

内装塗装を長持ちさせる方法は、3つあります。

・長持ちしやすい塗料を選ぶ
・定期メンテナンスをおこなう
・優良業者に内装塗装を依頼する

 

長持ちしやすい塗料を選ぶ

長持ちしやすい塗料を選ぶと、内装塗装が劣化しづらくなります。
単純に耐用年数の長い塗料を選ぶのもよいですが、さまざまな機能がついている塗料を選ぶのもおすすめです。
特に防カビ・防藻機能がある塗料を塗ると、カビやコケが発生しづらくなり、内装塗装が長持ちしやすくなります。
また、見た目を長持ちさせるためには、汚れや劣化が目立ちにくい塗料を選ぶのもポイントです。
赤や黄色など原色系の色は色あせしやすく劣化が目立つので、少し暗いトーンの色を選んだほうがよいでしょう。

 

定期メンテナンスをおこなう

定期メンテナンスをおこなうと、塗装の汚れや劣化の進行を抑えられます。
付着しているホコリや汚れを除去したり、カビが生えないように清掃するのがおすすめのメンテナンスです。
また、塗装の傷や剥がれ部分を見つけたら、業者に依頼して塗替えをおこなったり、パテで損傷個所を埋めるメンテナンスもあります。
定期メンテナンスは手間や費用が掛かりますが、塗装を長持ちさせられるので、結果的にトータルのコストを抑えられます。

 

優良業者に内装塗装を依頼する

優良業者に内装塗装を依頼すると、内装塗装が長持ちしやすくなります。
せっかく長持ちする塗料を選んでも、塗装をする業者が手抜きをしていたり間違った方法で塗装していたりすると、すぐに劣化してしまうからです。
優良業者かどうかは、ホームページや口コミサイトから実績や評判を確認したり、アフターサービスが充実しているかで判断するのがおすすめです。
塗装工事を依頼しようと思っている業者が少しでも怪しいと感じたら、無理に契約せずに、他の業者や家族・友人などに相談するとよいでしょう。

 

当社の内装塗装については「内装塗装」をご覧ください。

 

 

まとめ

内装塗装は部屋の見た目をキレイにするだけでなく、室内の環境を保護する重要な役割があります。
そのため、内装塗装の耐用年数を考慮しながら、適切な塗料を選んだりメンテナンス時期を決めたりする必要があります。
もし、今回紹介した塗料の中でどれにしようか迷っている場合は、信頼できる業者に相談してみてください。
優良業者の場合、部屋の環境や予算などを考慮し、最も適切な塗料を一緒に考えてくれる場合が多いです。

 

*K*

 

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