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畳からフローリングに張り替えられる?メリットやデメリット、注意点を解説!

2024年6月8日更新

畳からフローリングに張り替えられる?メリットやデメリット、注意点を解説!

近年、部屋の雰囲気を変えたい!畳が住みづらい!などの理由で、畳からフローリングに張り替えるリフォームは人気があります。
その一方、工事の注意点や工事日数について疑問に思っている人は多いです。
畳からフローリングに張り替えた結果、前より住みづらくなるトラブルは多いので、しっかりした知識を知っておく必要があります。
そこで今回は、畳からフローリングへの張り替え工事のメリットや注意点、工事費を安く抑えるコツなどを紹介します。

 

畳からフローリングに張り替えるメリット

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畳からフローリングに張り替えるメリットは以下の4つです。

・メンテナンスの手間が抑えられる
・掃除が楽になる
・介護しやすくなる
・豊富なデザインから選べる

 

メンテナンスの手間が抑えられる

畳からフローリングに張り替えると、メンテナンスの手間が抑えられます。
畳はカビやダニが発生しやすいので、畳をひっり返したり干したりと、こまめなメンテナンスが3〜5年周期で必要になります。
また、畳は定期的に表面のい草や、縁の布の交換をおこなう必要があるので、メンテナンスコストも掛かりやすいです。
一方、フローリングは使用する種類によりますが、畳に比べると耐用年数が10〜20年程度と長めであり、メンテナンスもほぼ必要ありません。

 

掃除が楽になる

フローリングは畳に比べると掃除が簡単で楽になります。
畳はホコリが繊維の奥深くに入ったり、汚れやシミが付きやすく、日々の掃除が必要です。
一方、フローリングは掃除機をかければホコリをすぐに除去できたり、飲み物をこぼしてもシミ抜きの必要がなくキレイになったりと、とても掃除しやすい床材です。

 

介護しやすくなる

畳からフローリングにすると、さまざまな面で介護しやすくなります。
畳の場合、重いものを置くと凹んで型がつくので介護ベッドが置きづらいです。
介護ベッドが置けないと敷布団の上げ下げをしなくてはいけなく、身体に負担がかかってしまいます。
しかし、フローリングは耐久性があるので、重さを気にせずに介護ベットを配置できます。
また、フローリングは畳に比べてフラットなので、車いすの移動ができるようになるのも介護がしやすくなるポイントです。

 

豊富なデザインから選べる

畳の場合は和風か和モダンにしかできず、インテリアのコーディネートが難しいです。
フローリングは畳と比べると色やデザインなどが豊富なので、ほとんどの内装材にあわせやすいです。
どうしても和テイストの部屋にしたいなど、デザインに関して強いこだわりがない限りは、フローリングにして応用を利かせておいたほうがよいでしょう。

 

 

畳からフローリングに張り替える時の注意点

畳からフローリングに張り替えられる?メリットやデメリット、注意点を解説!

畳からフローリングに張り替える時の注意点は以下の4つです。

・断熱材を入れる
・防音性を考慮する
・段差ができないようにする
・他の内装も一緒にリフォームする

 

断熱材を入れる

フローリングは畳と比べて部屋が冷たく感じるため、注意が必要です。
畳に使用されているイ草は、空気を多く含んでいるので熱を伝えにくい床材ですが、フローリングは空気がほとんど含まれないので冷たくなりやすいです。
特に合板フローリングを使用している部屋や、戸建ての1階の場合は底冷えしやすいので、断熱材を入れる対策が必要になります。

 

防音性を考慮する

フローリングは畳と比べて硬い材質なので、遮音性が低くなります。
遮音性が低くなると階下へ音が響きやすくなるので、特にマンションの場合は注意が必要です。
多くのマンションには、管理規定により一定以上に遮音性能を満たす材料をつかわなければならないと定められています。
そのため、フローリングに張り替えする場合は、規定された基準をクリアできるか事前にチェックするとよいでしょう。

 

段差ができないようにする

畳からフローリングに変更すると、両者は厚みが違うため、隣の部屋と段差ができる可能性があります。
部屋に段差ができると躓いて転んだり、扉が開かなくなったりするトラブルが生じて不便さを感じる可能性があります。
段差をなくしたい場合は、厚みのあるフローリング材を選んで高さ調節するか、見切り板で傾斜をつけて段差を解消するとよいでしょう。

 

他の内装も一緒にリフォームする

畳からフローリングに変更すると、床だけが違う雰囲気になるので他の内装も一緒にリフォームしましょう。
特に、壁や扉が砂壁や襖など和風のままだと目立ちやすいので、フローリングと一緒に洋風に変更すると統一感がでやすいです。

 

当社の床張り替えリフォームについては「床張り替え」をご覧ください。

 

 

畳からフローリングに張り替えるときにかかる日数

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畳からフローリングに張り替える工事の日数は、6畳程度の広さであれば最短で1日、平均して2〜3日程度が目安です。
工事日数は部屋の広さはもちろん、家具や荷物の量によって異なるので、工期を短くしたい場合は事前に動かせる家具を移動しておくとよいでしょう。
ただし工事期間は、畳を取り外した後の下地の状態が悪ければ大幅に延期する可能性があるので、注意が必要です。

 

 

工事費用を抑える方法

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畳からフローリングに張り替える工事の費用を抑えるには、以下の3つの方法があります。

・安い素材を選ぶ
・補助金を活用する
・相見積もりをとる

 

安い素材を選ぶ

フローリングには素材によって費用にかなり差が出てくるので、工事費用を抑えたい場合はできるだけ安い素材を選ぶとよいでしょう。
フローリング材は大きく分けて「無垢フローリング」と「複合フローリング」の2種類あります。
「無垢フローリング」は天然の木材を使用しているので価格が高く、一方「複合フローリング」は基材に薄い化粧材を張り合わせているので価格が安いです。
他にも、クッションフロアやウッドカーペットも価格が安いので、工事費用が大幅に安くなります。

 

補助金を活用する

畳からフローリングにする工事には、さまざまな補助金が出る可能性があります。
自治体によって違いがありますが、主に子育てや地方経済を盛り上げるための補助金制度があり、申請すると一定の補助が貰えます。
また、畳からフローリングに張り替えする工事は住宅バリアフリー化になるので、介護保険からも補助金が出る場合が多いです。
補助金を申請するときは、工事前に手続きが必要な種類もあるので前もって調べておきましょう。

 

相見積もりをとる

複数の業者に相見積もりをとると、工事費が安くなりやすいです。
相見積もりで見積もりを比較すると、工事の適正相場を把握できたり、業者が無駄な作業をしていないかなどをチェックできます。
最低でも3社以上から見積もりをとると、正しく比較できるのでおすすめです。
また、業者に相見積もりをする旨を伝えておかなければ、受注確定と勘違いして準備を始めてしまうリスクがあるので注意が必要です。

 

 

まとめ

畳からフローリングに張り替えをすると多くのメリットがありますが、注意点を把握していなければ逆に使い勝手が悪くなるリスクもあります。
大抵の業者は問題が起きないような対策を提案してくれますが、不親切な場合もあるので、しっかりした業者を選ぶ必要があります。
優良業者を選ぶのにおすすめの方法としては、口コミサイトや近所の人からの評判を確認したり、ホームページから工事実績をチェックしたりするとよいでしょう。

*K*

 

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