「クロスの張り替えタイミングっていつ?」「クロス張り替えを安くする方法ってあるの?」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。
クロスは部屋のイメージを大きく左右するので、失敗したくないですよね。
そこで今回は、初めてクロスの張り替えをする人向けに、張り替えのメリットや気をつけたほうがいい点についてご紹介します。
クロスを張り替えるメリット
クロスを張り替えるメリットは以下の 3つです。
・清潔感が出る
・部屋の雰囲気が変わる
・壁の劣化がわかる
清潔感が出る
長年使用したクロスは変色して汚れた印象になるので、クロスを張り替えると自分が思ってたよりも清潔感のある部屋になります。
また、10年以上使用しているクロスは抗菌・消臭機能が落ちてくるため、張り替えると機能面も改善されます。
クロスの張り替えは見た目が変わるだけではなく悪臭もなくなるので、清潔感はかなりアップするでしょう。
部屋の雰囲気が変わる
クロスを張り替えると、デザインの変化により部屋の雰囲気を大幅に変えられます。
明るい色にすると暖かい印象の部屋になり、暗い色にすると落ち着いた大人の印象になるので、参考に覚えておくとよいでしょう。
最近では、さまざまなカラーや柄の商品も増えていることで、特徴的なデザインに挑戦する人が多いです。
壁の劣化がわかる
クロスを張り替えは、一度クロスを剥ぐ必要があるので壁の劣化状況がわかります。
もし、劣化を発見して早期の補修ができれば、補修箇所が最小限になりコストを抑えられます。
普段の生活で壁の状況を確認する機会はめったにないので、定期的に張り替えて壁の状況を把握するとよいでしょう。
クロスの張り替え費用を安くする方法
クロスの張り替え費用を安くする方法は 3つあります。
・グレードを下げる
・無地のクロスを選ぶ
・相見積もりのを取る
グレードを下げる
部屋に応じてグレードを調節すると費用を安くできます。
クロスのグレードは、機能性やデザイン性に優れるほど値段が高い傾向にあります。
そのため、こだわりがない部屋は低価格帯のクロスにすることが、費用を安くするコツです。
最近ではクロスの機能性やデザイン性のレベルが上がってきているので、安くても高い品質の商品を手に入れることができます。
無地のクロスを選ぶ
クロスは無地より柄のほうが費用が高くなります。
クロスを貼る場合、壁紙のつなぎ目を合わせる必要があり、どうしても廃棄するクロスが発生してしまいます。
柄の付いているクロスはつなぎ目が限られているため、クロスが多めに発生するのです。
一方、無地クロスはつなぎ目を合わせる必要がなく、廃棄処理の費用があまり掛からないため費用が安くなります。
相見積もりを取る
壁紙の張り替えを業者に依頼するときは、必ず相見積もりを取りましょう。
複数の業者から見積もると適正価格が見えてきますし、無駄な作業がないか比較できます。
また、マナーとして業者に相見積もりしていることを伝えておくとよいでしょう。
少なくとも2〜3社から見積もりを取ると、内容が適正かどうか判断がつきやすいです。
クロスの張り替えタイミング
クロスの張り替えタイミングは以下の4つです。
・汚れ、破れがある
・悪臭がする
・変色している
・カビが生えている
クロスの寿命は5〜10年程度と言われていますが、環境によって変化しやすいです。
そのため、張り替えタイミングを間違う人は多く、いつの間にかクロスの機能が落ちていることも少なくありません。
クロスは大きな損傷がない限り、張り替えタイミングがわかりづらいので、状態をよく把握しておきましょう。
クロス張り替えの失敗パターン
以下ではクロスの張り替えでよくある失敗パターンを紹介します。
家電が壊れた
クロスを張り替えると、部屋の中に置いていた家電にホコリやチリが侵入し、壊れる場合があります。
業者は部屋の中を汚さないようにビニールを家電にかぶせますが、工事中はどうしても細かいホコリやチリが発生し、家電の中に入り込みます。
どうしても壊したくない家電がある時は部屋の外に移動しましょう。
シワになった
張り替え工事の直後、「クロスが浮いているような気がする」と思い、クロスを触ってしまう人が多いです。
しかし、そのような心配はする必要がないので、絶対に触らないで下さい。
クロスの張り替え直後は糊(のり)が完全に乾いてないことがほとんどであり、乾燥すると浮きがなくなります。
どうしても浮きが気になる人は自分では触らず、業者に相談してください。
イメージと違う雰囲気になった
クロスを張り替えたのに「部屋の雰囲気と合わなかった」「派手にしすぎて落ち着かない」という方がいます。
クロスのデザインを決めるコツとしては、大きめのサンプルを手に入れて部屋に当ててみるとよいでしょう。
またショールームなどで現物を確認すると、イメージが湧きやすいのでおすすめです。
賃貸のクロス張り替えで気を付けること
賃貸に住んでいる人でも、クロスを張り替えたい人は多いです。
また、汚れが目立つから新しいクロスに変えたいなどの人もいます。
以下では賃貸でクロスを張り替えたいときに気を付けるポイントを紹介します。
賃貸でもクロスの張り替えはできる
賃貸でも大家さんによっては、クロスの張り替えができます。
賃貸契約書にクロスの張り替えに関しての記載があるので、事前に確認しましょう。
確認せずに張り替えをすると、原状回復費を請求される場合があるので気をつけて下さい。
クロスの張り替えがNGの賃貸でも、元通りに戻せれば原状回復の費用を払わなくて済む場合があります。
そのため、テープやホッチキスなどでクロスを貼り、簡単に元のクロスに戻せるようにしている人もいます。
修繕費用の負担は場合によって変わる
賃貸なのに壁に汚れや傷を付けてしまったことはありませんか?
壁に傷や汚れがあると、原状回復費が発生しますが、必ずしも入居者が払うわけではありません。
以下に大家さんや管理会社が負担するケースを紹介します。
・日焼けなどによる変色
・画鋲や電気ヤケなどで使用する穴
・入居者確保のためにリフォーム
通常の範囲内で使用しても発生する経年劣化に対しては、大家さんや管理会社が負担してくれます。
一方、入居者が負担するケースは以下になります。
・タバコのヤニによる変色
・落書き
・掃除を怠ったことによる腐食、カビ
入居者が負担する場合は、通常の範囲を超えた使用方法が原因で起きた損傷や汚損です。
まとめ
クロスの張り替えは部屋の雰囲気が変わるだけではなく、抗菌・消臭機能もアップするので定期的な実施をおすすめします。
最近ではコスト削減のためDIYにチャレンジする人も多いですが、キレイに仕上げるのは簡単ではありません。
業者に依頼すると、クロスのデザインから相談できるので安心して任せられます。
今回で紹介した内容を心がければ、クロス張り替え工事で失敗や損がなくなるでしょう。
お見積りやご相談などございましたら、お気軽に静岡内装工事店へお問い合わせください。
*K*
静岡県三島市・沼津市エリアで内装リフォームのことなら、静岡内装工事店へお気軽にご相談ください。