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襖には種類がある?襖の種類と張り替え方法について詳しく解説!

2023年9月3日更新

和室には必須の襖ですが、実はいくつかの種類があるのをご存知でしょうか?

 

また、襖の張り替え方法についても気になるところです。

 

この記事では、襖の種類や張り替え方法、襖のメリットやデメリットについて詳しくご紹介します。

 

リフォームを機に襖の張り替えや導入を検討したいという人には必見の内容です。

 

そもそも襖とは?

襖には種類がある?襖の種類と張り替え方法について詳しく解説!(1)

まず、どういうものが襖と呼ばれるのかについて、改めて確認してみましょう。

 

襖は引き戸の形の建具で、木などの枠でできた建具の両面に紙や布を貼ったもののことを言います。

 

襖とよく似ているものに障子がありますが、障子というのは中国からやって来た言葉で、格子状の木枠の片面に紙などを貼ったものです。

 

実は襖は中国や韓国由来のものではなく、障子が発展して「ふすま障子」となり、襖と呼ばれるようになったものです。

 

つまり、襖というものは、日本独自のものであるともいえます。

 

襖の種類って?

襖には種類がある?襖の種類と張り替え方法について詳しく解説!(2)

襖の種類についても見ていきましょう。

 

襖の種類には、以下の4種類があります。

 

本襖

本襖というのは、一般的に「襖」と言われて多くの人が思い浮かべるもののことです。

 

本襖は見た目には表と裏の両面に紙が貼っているように見えますが、実は襖の内部の組子の上から何枚もの紙を貼っています。

 

そのため、本襖はとても丈夫です。

 

しかも貼っているのが襖用の薄い紙なので、重くならず軽量です。

 

貼ってあるものが紙なので、汚れたり傷ついたりしたときには簡単に張り替えることができます。

 

弊社では、襖の張り替え作業も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

戸襖

戸襖は、和室と洋室の間を仕切る建具として使われることの多い襖です。

 

戸襖は本襖とは異なり、組子には紙ではなくベニヤ板などが張られていることが多いです。

 

そのため、本襖よりは重さがあり、さらに頑丈です。

 

リビングと和室を仕切るために設置されることも多く、リビング襖と呼ばれることもあります。

 

チップボール襖

チップボール襖は、組子が簡易式に組まれているもので、組子の上からはボール紙のようなものが貼られています。

 

チップボール襖の中身は本襖よりも少ない本数で組子が組まれています。

 

そのため、強度という面では本襖に劣ります。

 

ただ、強度の強いボール紙を組子の上から貼っているため、そこそこの強度はあります。

 

チップボール襖の最大のメリットは、本襖よりもかなり安いということです。

 

またメンテナンスの手間も、本襖に比べるとかかりません。

 

ダンボール襖

ダンボール襖は、その名の通り、襖の組子がダンボールでできているもののことを言います。

 

かなり安く作ることができるので、集合住宅の襖として使用されることが多いです。

 

簡単に作れるので量産が可能なのも、ダンボール襖のメリットです。

 

ダンボールで簡単に作るもののため、強度は本襖に比べるとかなり劣ります。

 

弊社では、本襖だけではなくさまざまな襖にも対応しているので、襖の取り替えの際にはお気軽にご相談ください。

 

襖のメリット

襖には種類がある?襖の種類と張り替え方法について詳しく解説!(3)

襖を仕切り用の建具として使用することのメリットについても見ていきましょう。

 

襖のメリットには、以下のものがあります。

 

調湿機能がある

襖には複数の紙が貼られており、調湿効果があります。

 

襖が部屋の湿気を吸収し、畳とともに部屋の湿度を調整するのです。

 

さらに襖は、湿気とともに菌やアンモニアも吸着し、空気を綺麗にする効果もあります。

 

開閉することで、部屋のスペースを自由に調整できる

襖は大きく開閉することが可能な建具で、襖を開閉することで部屋のスペースを自由に調整できるのもメリットです。

 

たとえば、部屋と部屋の間の襖を大きく開閉すれば、二部屋を一部屋のように使用することが可能です。

 

また、部屋と部屋の間の襖をしっかり閉じれば、一部屋になっていた部屋を二部屋にすることができます。

 

昔の日本家屋の場合、三部屋、四部屋を1つにしたり、分けたりして部屋のスペースを調整していました。

 

部屋と部屋の仕切り・目隠しになる

襖は紙が両面に貼り付けられているため、部屋と部屋の間に設置すれば、仕切りや目隠しになります。

 

障子の場合は薄い紙が一枚なので、目隠しとしては頼りない部分もあります。

 

襖の場合は表と裏にしっかり紙が貼ってあるので、プライバシーも守られます。

 

襖のデメリット

襖には種類がある?襖の種類と張り替え方法について詳しく解説!(4)

汚れやすいので定期的な張り替えが必要

襖は菌やアンモニアなどを吸着してくれるメリットもありますが、それだけ汚れやすいということもいえます。

 

どんどん菌やアンモニアを吸着し続ければ、劣化してしまう一方です。

 

そのため、襖は清潔感を保つためにも定期的に張り替えることが必要です。

 

襖の汚れが気になる、張り替えたいとお考えの際は、ぜひ弊社までご相談ください!

 

和室以外にはマッチしにくい

襖はデザインが和室以外にマッチしにくいのもデメリットです。

 

洋室に襖を配置すると、浮いてしまうことが多いです。

 

そのため、和室では襖を建具としては使わず、ガラスや木などの洋室にもマッチする建具が選ばれることが多いです。

 

襖の張り替え方法は?DIYできる?

襖には種類がある?襖の種類と張り替え方法について詳しく解説!(5)

襖の張り替えは、プロに任せるのが一番です。

 

ただ、襖の張り替えをDIYですることもできます。

 

襖をDIYで張り替える際の工程は、以下の通りです。

 

  • 1)引手を外す
  • 2)表面の古い紙をヘラなどを使って剥がす
  • 3)奥の紙まですべての紙を剥がさなくても、表面がある程度剥がれればOKです
  • 4)ホームセンターで売っているのり付きの壁紙を貼っていく
  • 5)ヘラでしっかりと壁紙を吸着させ、余分なところは切っていく
  • 6)壁紙を貼り終えたら、引手を取り付けて完了

 

襖は取り外して作業を行うので、女性の場合は少し力のいる作業になります。

 

襖の張り替え作業はリフォーム会社でもやってもらえるので、プロにやってもらうのも1つの手です。

 

弊社でもリーズナブルな価格で襖の張り替えを承っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

襖には4つの種類があり、DIYでの張り替えも可能!

襖には種類がある?襖の種類と張り替え方法について詳しく解説!(6)

襖の種類やメリット・デメリット、張り替え方法などについてお伝えしてきました。

 

襖は一般的に知られる本襖の他、戸襖など、大きく分けて4種類があります。

 

襖は調湿効果があり、空気を浄化してくれるメリットもありますが、定期的な張り替えが必要です。

 

襖の張り替えは、ホームセンターで売っている道具でDIYすることも可能ですが、プロにお任せするのもおすすめです。

 

#Y#

 

静岡県三島市の内装リフォーム専門店【静岡内装工事店】

 

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