古くなったフローリングは、見た目が悪くなるだけでなく、機能性の低下により日々の生活にストレスを与えてしまうことがあります。
そこで新しい床材に交換しようとお考えの方も多いのでは無いでしょうか?
フローリングのリフォームには『張り替え』と『カバー工法』の2種類があります。
それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるので、状況によって最適な方法は異なってきます。
この記事ではそれぞれの違いと適したケースについて解説していきますので、最後までご覧ください!
各フローリング工事の工程
まずは、各フローリング工事の工程の違いを解説していきます。
張り替え工事
フローリングの張り替え工事は既存の床材を剥がし、新しい床材に張り替えていく工事となります。
張り替え工事の工程
1,古いフローリング材を丁寧に剥がします
2,下地に問題ないか確認をします
※下地が傷んでいたりしたら補修を行います
3,新しいフローリング材を丁寧に貼り付けていきます
4,巾木を取り付けます
カバー工事
フローリングのカバー工事は、古いフローリングを撤去せず新しいフローリングを上から貼り付ける工事です。
カバー工事という呼び方の他に、「重ね張り」と呼ばれることもあります。
新しいフローリング材を重ねた分床が高くなるので、ドアが閉まらなくなるなどの問題が起こる場合があり注意が必要です。
カバー工事の工程
1,既存のフローリング材を綺麗に掃除します
2,新しいフローリング材を貼り付けていきます
3,必要に応じて巾木を加工し、取り付ける
フローリングの張り替えとカバー工事のメリットとデメリット
フローリングの張り替えとカバー工事には、それぞれのメリットとデメリットがあります。
それぞれの特徴を知り、どちらを選ぶべきか判断しましょう。
張り替え工事のメリット
フローリングを張り替え工事で行うメリットは、下地の調整ができることです。
張り替えを行う際、既存のフローリング材を全て剥がし下地を確認することが出来ます。
その際、下地の劣化が酷ければ張り替える前に補修工事も同時に行うことが可能です。
床鳴りが気になっていたり、築年数が経っている場合には張り替えをオススメしています。
フローリングの張り替え工事を行う過程で、シロアリの被害が見つかることも多いので、シロアリに対する対処が早くできるというメリットもあります。
また、床をバリアフリー化したい場合も、下地の高さからの調整が可能なので、隣の部屋や廊下などとの段差をなくすことができます。
張り替え工事のデメリット
張り替え工事の大きなデメリットとしては、カバー工事に比べると費用が高くなってしまうことがあげられます。
カバー工法に比べて工数が多いので、その分工事期間が長くなるというデメリットがあります。
また、古いフローリング材を剥がすため、ゴミが発生します。
カバー工事のメリット
フローリングをカバー工事にする最大のメリットは、張り替え工事に比べて費用が安くなることです。
また工期も最短で1日で終わるため、張り替え工事に比べるとかなり短期間で済み、住環境への影響を抑えることが可能です。
さらには古いフローリング材を廃棄する必要がなく、ゴミが出ないこともカバー工事のメリットと言えるでしょう。
床材が2重になることで、防音効果も期待できます。
カバー工事のデメリット
カバー工事のデメリットは、下地の確認ができないため、シロアリ被害などの潜在的な問題を見逃してしまう可能性があることです。
また新しく貼ったフローリング材の厚みの分、部屋の床の高さが変わってしまいドアの開閉に影響が出てしまうことがあります。
敷居との高低差が変わったり、天井が低く見えて部屋が狭く感じられるようになることもあります。
ある程度古い住宅の場合は、カバー工事ではなく、張り替えのほうがおすすめです。
弊社では、静岡県内なら無料で出張見積もりを行っていますので、まずはお気軽にお問い合わせください!
フローリング工事、それぞれに適したケースは?
張り替え工事が適しているケース
床が大きく傷んでいる場合
床材が大きく傷んでいたり、深い凹凸ができてしまっている場合には、下地にもダメージが及んでいるケースが考えられるので張り替え工事をして下地の補修も同時に行うことをオススメしています。
シロアリ被害が疑われる
シロアリ被害が疑われている場合、下地もシロアリ被害に遭っている可能性が高いです。
シロアリ被害が疑われている場合は、床の張り替え時にシロアリ対策も同時に行った方が良いでしょう。
万が一シロアリ被害に遭った下地をそのままにしてしまった場合、家の傾きや最悪の場合倒壊の原因にもなりますので、注意が必要です。
バリアフリー化を考えている
バリアフリー化を考えている場合、下地の調整も同時に行える張り替え工事をオススメしています。
カバー工法だと既存の床に新規の床材を貼り付けるため、どうしても段差が発生してしまいます。
その点張り替え工事であれば、段差を無くすよう下地の高さを調整することが可能です。
カバー工法が適しているケース
既存の床の状態が良好な場合
既存の床の状態が、軽度の痛みや汚れのみの場合は下地の劣化も想定されない為,カバー工法をオススメしています。
短期間で済ませたい場合
カバー工法の大きなメリットは工期の短さにあります。
仮住まいの確保が難しい場合や状況によっては、すぐに工事を終わらせたいこともありますよね。
そういった場合はカバー工法で短期間に工事を終わらせるのがおすすめです。
フローリング工事の料金は?
フローリング工事の料金についても見ていきましょう。
フローリングの張り替えとカバー工事の費用の相場を、以下にまとめました。
張り替え工事 | カバー工事 | |
4.5畳 | 80,000円〜160,000円 | 50,000円〜120,000円 |
6畳 | 110,000円〜220,000円 | 70,000円〜170,000円 |
8畳 | 150,000円〜300,000円 | 90,000円〜230,000円 |
上記の金額は、あくまでも目安程度にとどめて下さい。
料金に幅があるのは、使用するフローリング材の値段が異なるためです。
弊社では、6畳のフローリングの張り替え工事を70,000円〜承っております。
張り替える床材の種類によってはもっとお安くなることもあるので、まずは無料見積もりをご利用下さい!
フローリングの工事は、張り替えとカバー工事の2種類!
フローリングの張り替えとカバー工事についてご紹介してきました。
フローリングの張り替えとかバー工事には、それぞれメリットとデメリットがあります。
お住まいの状態などによって最適の方法がありますので、まずはリフォーム会社などに見積もり依頼をするのがおすすめです。
弊社では自社施工を行っているため、大手のリフォーム会社よりもお安く施工させて頂くことが可能です。
そろそろ床の張り替え時期だなと感じたら、まずは弊社にご相談下さい!
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